ケトルベルにはさまざまな形やサイズがあります。また材質や加工法によって耐久性、使いやすさなどが異なってきます。ここではケトルベルを選択する際のポイントをまとめています。
1.質(クオリティー)、材質、グレード
大きく分けてケトルベルはキャストアイアン(鋳鉄)製のものと、スティール製の2つに大別されます。その種類により、クオリティー、使いやすさ、金額が異なります。また表面加工の違いにより、さび易さ、塗装のはげ易さ、痛みやすさなどが異なってきます。
詳しくは以下のページをご覧ください。
a. キャストアイアン製(ロシアンケトルベル/スタンダードグレード)
b. スティール製(競技用ケトルベル/プロフェッショナルグレード)
2.ブランド
現在ではさまざまなブランドのケトルベルが販売されています。材質や形状が同じであっても、知名度(ブランド)の違いにより金額は異なります。
3.生産地
ケトルベルはロシア発祥のものでありますが、今ではロシアのケトルベルも多くは中国製です。中国には、ケトルベル工場が集まる地域、いわゆる「ケトルベル・バレー」が山东省日照市にあり、そこでは世界中のほとんどのケトルベルが生産されており、ケトルベルの製造ノウハウや、最新技術が集積されています。
そのため、実績・技術が確かなケトルベルをお選びになるには、中国製がおススメです。
4.どの重さのケトルベルで始めるのが適切か?
一般に、男性は16Kg、女性は8Kgから始めるのが良いと言われています。しかし、健康増進やボディメイキング目的の場合は、体への負担がかからないようにするため、少し軽めの重さのケトルベルからスタートして、フォームを固めてから少しずつ重さを増やしていきましょう。
運動歴などにより個人差はありますが、一般的な日本人男性の場合、8~12Kgから、女性の場合は、4~6Kgのケトルベルから始められるのを推奨いたします。
5.ケトルベルは同じ重さで2つ必要か?
ケトルベルのエクササイズでは、1つのケトルベルを使うものと、2つ使うものがあります。そのため、最終的には、さまざまな動きにチャレンジしていくには同じ重さ、形状のものが2つ必要になります。 しかし、自分の適した重さが分からないうちは、まずは1つだけ購入するのがよいでしょう。