MMA(総合格闘技)、ボクシング、キックボクシング、レスリング、柔道、柔術、空手などの格闘技選手向けのケトルベルなどのトレーニング
ケトルベルを活用したトレーニングは、すでに多くの格闘技の選手が取り入れており、選手の能力を大幅に向上出来るトレーニング法として実証されています。
MMA(総合格闘技)、ボクシング、キックボクシング、レスリング、柔道、柔術、空手などの格闘家の、メインの練習後の補完トレーニング(サーキットトレーニング)として最適です。
UFCファイター川尻達也選手の強さの秘密(ケトルベル編)
UFCファイター川尻達也選手の強さの秘密(プライオボックス編)
ケトルベルのトレーニングでは、瞬時に爆発的な力を発揮する動き(バリスティック・トレーニング)の種目を数多く行うことが出来るのが大きな特徴です。
つまり、格闘技におけるタックル、パンチ、キックなどの、瞬間的に爆発的な力を要する動きを磨き上げるのに、ケトルベルはとても有効なのです。
こうした「バリスティックトレーニング」はバーベルでも行うことが出来ますが、難易度が高く危険性も伴います。その点、ケトルベルの場合はスナッチ、ジャーク、クリーンなどのクイックリフト系の種目が容易に出来ます。ケトルベルを手のひらの中で容易に回転させることが出来るため、手首を傷めることなく、また片手での動作から始めることも出来ます。
格闘技の選手の多くは、サーキットトレーニングを練習メニューとして取り入れられていることと思います。
サーキットトレーニングでは、高い心拍数を維持して行う必要があるため、静止する動きや、一部の筋肉だけを使う動きは不向きです。そのため、アームカール、ベンチプレス、ショルダープレスなどは、筋肉増強という観点では良いものの、心拍数を上げるサーキットトレーニングでは不向きとなってしまいます。
その点、ケトルベルで行うスイング、スナッチ、クリーン、ジャークなどは、全身を常に使い続ける動きであるため、心拍数を高めるサーキットトレーニングにはとても効果的です。
実際、ケトルベルを用いてサーキットトレーニングを行う場合は、種目、重量、時間、セット数、レスト(休憩)の要素の組み合わせで強度を調整します。
1.2. タバタ(2つのケトルベルを使用)
A.フルボディアタック(バーピー&クリーン)
20秒+10秒レスト
を8セット行う。
3分レスト
B.レネゲードロー
20秒+10秒レスト
を8セット行う。
3分レスト
C.ダブルハイプル
20秒+10秒レスト
を8セット行う。